万全の感染対策

2014年5月19日、患者様ごとに歯を削る器具(タービン)を滅菌している歯科医院は全体の3割のみであり、歯科医院によっては、患者様のお口に入れた機器を軽く洗ったりアルコール綿で拭く程度しかしていないという衝撃的な調査結果が新聞に掲載されました。
治療に使用した器具には、ヘルペスウィルス、ヒト免疫不全ウィルス、結核菌、髄膜炎菌、インフルエンザウィルス、B型・C型肝炎ウィルス、梅毒…といった様々な細菌やウィルスが付着している可能性があり、器具の外側を消毒・滅菌したといっても、内部まで滅菌されていなければ、感染の可能性が残っていることには変わりがありません。
当院では、「感染対策」を医院の最も大切なテーマのひとつに考えています。
開院にあたり、最も厳しいとされるヨーロッパの規格の中でも最高基準であるクラスBの滅菌システムであるDACシステムを導入し、日本の歯科医院で通常行われる滅菌よりも数ランク上の滅菌を行える環境を整えています。
また、タービン等の切削器具についても一人一人の患者様ごとに滅菌処理を行うため、患者様は安心・安全な環境で治療を受けることができます。